土の感覚

木崎湖畔のYさん家の田植えをお手伝いしました。
玄人さんには笑われてしまうでしょうが、
「普通のゴム長で田んぼに入るとハマる!」ことを初めて知りました。
足に密着する田植え用ゴム長を履き、
沈み込む両足でバランスを取りながらの田植えです。

Yさん家は、
苗を1本だけ、通常より広い間隔で、植えていきます。
するとこんな状態になります。

ちょっと寂しく心許ない。「大丈夫かな?」という気がしますが、
こうすると1本の苗が広々としたスペースで大きく立派に育ち、たくさん籾を付けます。
背が高くてもしっかり根を張るので、倒れることもないそうです。


一般的な考え方は、苗を3−5本固めて、もっと密な間隔で植えます。
そのうち何本かは成長しなくても、生き残った苗が何とか成長します。
でも、全部根付くと、過密になって大きく育ちません。
苗一本あたりの籾も少ないですが、株全体でカバーします。


秋になるとこの様に、その違いは歴然とします。


土と戯れ、色々学ばせてもらっています。