さすがの関西流

出張で大阪に出掛けました。
出張と来れば早速ご当地ラーを探します。


今回は阪急電車に乗って上新庄まで、駅から結構汗かきながら歩いて、
大鶴製麺処。
麺にこだわったつけ麺に定評ある店です。
太いがっちりした腰のある「旨味麺」と豚骨濃い目の付け汁。
(全粒粉の「風味麺」は売り切れでした。残念。)

付け汁は豚骨の香りが前面に出た、甘辛いもの。
麺は力強く歯に抵抗してきます。
最近ではこの構成は珍しくなくなりましたが、
その中でも個性的と言ったら良いでしょう。


帰り道、地下鉄に直通運転の電車で行こうと思っていたら、
お店で待ちもあったのでちょっと時間が・・・
切符を買ってしまったあとでしたが、
進路変更して阪急梅田を目指しました。


梅田で、乗車区間は短くなったので大丈夫と思いましたが、
一応精算機に切符を通してみる。
「0円」と表示され、返ってきました。
しかしそれを自動改札に通すと、
「がしゃんっっっ・・・ピンポーン!」
とゲートは閉まってしまいました。


「ええっ!お金は足りてるはずじゃない!!」と、
焦りながら人のいる改札を探すが、これがこの駅横に広ーく、
有人改札ははるか彼方。


「ああ、もう、間に合わなくなるっっ!!」っとさらに焦りながら、
私は不服そうに改札口のお姉さんに切符を差し出しました。
「行き先を変えたら出られなくなっちゃったのですが・・」


お姉さんはにっこり、
「地下鉄の分は乗車されないので余分ですからお返しします。」
と200円返してくれました。
「!!??」


近郊区間下車前途無効のはずです。
東京ではお金返してくれたことなんて無かったなぁ。
さすが、関西流。きっと返さんと文句言う人続出なのではないでしょうか?